EU VAT番号とは?
VAT識別番号は、付加価値税の登録を行った事業者に対してEU加盟国が発行する番号です。2文字の国コード(例: ベルギーのBE、ギリシャのEL)で始まり、その後に国ごとに定められた数字、場合によっては文字の並びが続きます。税務当局はこれを用いて国境を越える取引や還付請求を追跡するため、請求書・契約書・調達記録での誤りは、支払いの停止や監査の引き金になりかねません。
このツールが実際にチェックする内容
このバリデーターは、3つの独立した検証をすべてブラウザ内で実行します:
- 国コード — 先頭の2文字は、VAT制度に参加しているEU加盟国(ギリシャで使われる特殊な
ELコードを含む)と一致している必要があります。 - フォーマット — 残りの文字列は、その国の公式なVATフォーマットと一致している必要があります。例えば、ベルギーのVATはちょうど10桁、オーストリアのVATは
Uで始まり8桁の数字が続き、オランダのVATは<9桁の数字>B<2桁の数字>という形です。 - チェックサム — 国のVATルールに確定的なチェックサムがある場合(オーストリア、ベルギー、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、ポーランド、ポルトガル、スペイン、スウェーデン)、末尾の数字または文字を再計算して照合します。
3つすべてを通過した番号は、構文上は正しい形式です。ただし、これはその事業者が現時点で登録されていることの確認にはなりません。それには欧州委員会のVIESサービスや現地の税務当局への照会が必要です。本ツールは、その最終確認の前段階で、タイプミス、数字の入れ替え、コピー&ペーストのミスなど、VIES照会が誤った理由で失敗するのを防ぐのに最も役立ちます。
よく見つかる問題
- 一見正しそうに見えても、国コードが間違っている番号(例:
USやUKで始まるもの)。 - 表計算ソフトによって先頭のゼロが削られ、1桁短くなってしまった番号。
- 請求システムが貼り付けたスペース、ドット、ハイフン。ツールはこれらを正規化して除去し、その結果を検証します。
- よくあるギリシャの
GRとVATコードELの取り違え。フォーマットチェックで即座に拒否されます。
結果カードに表示される内容
単純な有効/無効のバッジだけでなく、結果には国、正規化された番号、その国が期待するフォーマット、そしてチェックサムが合格・不合格だったか、あるいはその国が公開していないためスキップされたかが表示されます。この詳細情報は、拒否の理由を説明する際に役立ちます。「フォーマットは正しいがチェックサムが一致しない」の方が「無効」よりもずっと具体的です。
プライバシー
すべてのチェックはブラウザ内でローカルに実行されます。サーバーに送信したり、ログに記録したり、どこかに保存したりすることはありません(最後に入力した値だけは、ページをリロードしても残るようにブラウザのlocalStorageに保存されます)。顧客のVAT番号を貼り付けても、データの行き先を心配する必要はありません。